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佐賀(医-医)医/薬/保健系
偏差値 | 68( 5つ星評価 ) |
得点率概算 | 81.6% 734.4点/900点満点 |
偏差値順位 | 全国 168位/2324校( 学部単位 ) 九州・沖縄地方 11位/238校( 学部単位 ) 佐賀県 1位/9校( 学部単位 ) |
国公立/私立 | 国公立 |
男女 | 共学 |
※記載の値はサイト独自に算出したデータであり、
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【学校掲示板】
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【佐賀大学】 | |
概観 |
■ 大学全体 現在の佐賀大学は、2003年に旧・佐賀大学と佐賀医科大学が統合してできた国立大学である。 ■ 学風および特色 2005年度に文部科学省が示す授業料標準額が値上げされた際にも同省の方針に従わず、学部および大学院の授業料を据え置いた。特に学部授業料を据え置いたのは、全国の国公立大学で佐賀大学のみであった。 |
沿革 |
■ 略歴 佐賀大学は、1920年(大正9年)設立の旧制佐賀高等学校、1943年(昭和18年)設立の佐賀師範学校、1944年(昭和19年)設立の佐賀青年師範学校を包括して1949年(昭和24年)5月に設置された。また、佐賀医科大学は1976年(昭和51年)に設置された。 ■ 年表 ・ 1920年(大正9年)- 佐賀高等学校(旧制)が設立。 ・ 1943年(昭和18年)- 佐賀師範学校が設立。 ・ 1944年(昭和19年)- 佐賀青年師範学校設立。 ・ 1949年(昭和24年)- 佐賀高等学校と佐賀師範学校、佐賀青年師範学校を包括して新制佐賀大学が設立。旧制佐高を母体とする文理学部と、佐師・佐青師を母体にする教育学部の2学部を設置。 ・ 1953年(昭和28年)- 教育学部に高校美術教員を養成する「特別教科(美術・工芸)教員養成課程」を設置。 ・ 1955年(昭和30年)- 文理学部の農学科を昇格させて農学部を設置。3学部体制となる。 ・ 1966年(昭和41年)- 文理学部を改組して経済学部、理工学部、教養部を設置。4学部体制となる。 ・ 1968年(昭和43年)3月24日 - 入学試験会場で試験を妨害する学生らのデモ、発煙筒を使用した放火が行われる。 ・ 1970年(昭和45年)- 大学院農学研究科を設置。 ・ 1972年(昭和47年)- 文理学部を廃止。 ・ 1974年(昭和49年)- 佐賀大学内に「国立医学教育機関創設準備室」を設置。 ・ 1975年(昭和50年)- 大学院工学研究科を設置。 ・ 1976年(昭和51年) ・「国立医学教育機関創設準備室」を「佐賀大学佐賀医科大学創設準備室」に改称。 ・佐賀医科大学が設立。 ・ 1983年(昭和58年)- 大学院工学研究科を大学院理工学研究科に改称。 ・ 1984年(昭和59年)- 大学院医学研究科を設置。 ・ 1988年(昭和63年)- 鹿児島大学大学院連合農学研究科に参加。 ・ 1991年(平成3年)- 大学院理工学研究科を改組し、大学院工学系研究科設置。 ・ 1992年(平成4年)- 大学院経済学研究科を設置。 ・ 1993年(平成5年)- 大学院教育学研究科を設置。 ・ 1996年(平成8年)- 教養部と教育学部を改組し、文化教育学部を設置。「学校教育」(教員養成)と「国際文化」「人間環境」「美術・工芸」の非教員養成(教員養成系の学部内に置かれる「ゼロ免課程」とは異なる)の3つの新課程からなる。なお、旧制高校・新制文理学部と師範学校の両方にルーツを有する学部としては全国唯一であった。 ・ 1997年(平成9年)- 大学院医学研究科を大学院医学系研究科に改称。 ・ 2003年(平成15年)- 佐賀医科大学と統合、同医科大を母体に医学部を設置。5学部体制となる。 ・ 2004年(平成16年)- 国立大学法人法の規定により国立大学法人化。 ・ 2009年(平成21年)- 佐賀医大との統合後初の医学部出身者として佛淵孝夫が第2代学長に就任。 ・ 2013年(平成25年)- 佐賀大学美術館開館。 ・ 2015年(平成27年)- 統合後の第3代学長に宮﨑耕治が就任。 ・ 2016年(平成28年) ・「その差が佐賀大学」を掲げ、他大学との差別化を図り、文化教育学部を改組。教育学部と芸術地域デザイン学部を設置。(これにより人文系の専門教育組織が消滅し、旧制高校以来の「文科」の歴史が断絶することになった。文化教育学部の人文系教員の多くは全学教育機構に配置換えとなった。)。 ・文化教育学部のいわゆる新課程(国際文化、人間環境、美術・工芸の3課程)の募集を停止し、学校教員養成に特化し、学部名を「教育学部」に変更。 ・文化教育学部から美術・工芸課程を分離し、佐賀県立有田窯業大学校を統合し、芸術デザイン学部に芸術表現コースと地域デザインコースを設置。 ・大学院教育学研究科及び経済学研究科の募集を停止し、学校教育学研究科(教職大学院)と地域デザイン研究科を設置。 |
基礎データ |
■ 所在地 ・本庄キャンパス(佐賀県佐賀市本庄町大字本庄1番地) ・鍋島キャンパス(佐賀県佐賀市鍋島5丁目1番1号) ・有田キャンパス(佐賀県西松浦郡有田町大野乙2441-1) |
教育および研究 |
■ 組織 ◎ 学部 ◎ 研究科 ◎ 附属機関 本庄キャンパス、鍋島キャンパス以外に所在する附属施設のみ住所を記す。 ■ 研究 ◎ 21世紀COEプログラム : 「海洋エネルギーの先導的利用科学技術の構築」(2002年度採択 学際・複合・新領域) ■ 教育 ・ 現代的教育ニーズ取組支援プログラム ・ 「ITを活用した実践的遠隔教育(e-Learning)」(2004年度採択) ・ 特色ある大学教育支援プログラム ・ 市民参画「佐賀環境フォーラム」プロジェクト(2003年度採択) ・ 地域医療等社会的ニーズに対応した医療人教育支援プログラム ・ へき地を含む地域医療を担う医療人養成(2005年度採択) |
学生生活 |
入学式・卒業式は佐賀市文化会館で行われる。
■ 部活動・クラブ活動・サークル活動 サークル活動は本庄キャンパス・鍋島キャンパス合わせておよそ100の体育系・文化系団体が活動している。 ◎ 体育系 ・準硬式野球部 - 九州六大学連盟(準硬式)所属 ・アメリカンフットボール部 - 九州学生アメリカンフットボール連盟1部 ・サッカー部 - 天皇杯に佐賀県代表として7回出場。 ・アイスホッケー部 - 九州学生アイスホッケーリーグ1部 ・熱気球部 - 2016年国際航空連盟栄誉賞(FAIグループ・ディプロマ・オブ・オナー)受賞。 など ◎ 文化系 ・ 管弦楽団 ・ 混声合唱団 ・ 漫画研究会 ・ アニメーション研究会 ・ フォークソング研究会 ・ ハワイアンミュージック研究会 ・ ボイ撮り ・クラシックギターハーモニー • 軽音楽 など ■ 学園祭 佐賀大学では学園祭はキャンパスごと別に行われており、本庄キャンパスでは年1回の「葉隠祭」が、鍋島キャンパスでは「むつごろう祭」が開催されている。 |
大学関係者と組織 |
■ 大学関係者組織 佐賀大学の同窓会は全学部(統合した佐賀医科大学を含む)を対象とした「佐賀大学同窓会」のほか、各学部ごとに設置されている。 ・ 有朋会(教育学部・文化教育学部) ・ 楠葉同窓会(文理学部・経済学部) ・ 菱実会(理工学部) ・ 佐賀大学・佐賀大学医学部同窓会 ・ 農学部同窓会 ■ 大学関係者一覧 |
対外関係 |
■ 他大学との協定 |
社会との関わり |
■ 「地域と連帯する大学」 佐賀大学では所在している佐賀県との関係を重視しており、大学が定めている「佐賀大学が掲げる4つの目標」の一つにも「地域と連帯する大学」という方針が定められている。こうした目標を具体化する方策の一つとして佐賀大学では地域貢献特別支援事業費を得ているほか、佐賀県と各種協定を締結している。 ◎ 地域貢献特別支援事業費 国立大学の地域貢献に係る助成として、文部科学省より2002年および2003年に佐賀大学地域貢献連絡協議会(事業提案母体)に対して地域貢献特別支援事業費の採択がなされている。同事業費を元に佐賀大学は地域貢献事業として以下の事業を実施している ・ 2002年度(一部掲載) ・ 市民による中心市街地再生のための大学の総合力の活用 ・ ITを活用した未来型教育環境システムの開発 ・ ユニキッズクラブ創設による大学開放 ・ 2003年・2004年度(継続含む) ・ 市民による中心市街地再生のための大学の総合力の活用 ・ 相知町蕨野集落における棚田の保全活動支援プロジェクト ・ むらとまちを結ぶ地域資源循環ネットワーク支援事業「はちがめエココミねっと」 ・ ITを利用した未来型教育環境システムの開発 ・ 地域をつなぐユニキッズクラブ ・ バリアフリー生活用具支援ものづくり大学プロジェクト ・ 佐賀県21世紀県民の森を核とした野外体験型環境教育のプログラム開発とその実践 ・ ネットワーク・フットワーク推進プロジェクト―地域貢献コーディネーターの設置― ◎ 佐賀県との協定 ○ 高大連携事業に関する協定 佐賀大学と佐賀県教育委員会の間で「高大連携事業に関する協定」を締結している。高校生に大学での高度な教育や研究に触れる機会や学部選択に関する情報を与え、個々の能力や適性の伸長を図るとともに、大学に対する理解を深めさせ、大学教育のより一層の充実を図ることを目的としている。 事業の内容の例として以下のものがある。 ・ 大学による高校生向け公開授業 ・ 大学による高等学校への講義配信(遠隔授業)、出張授業 ・ 大学によるオープンキャンパス(大学説明会)の実施 ・ 大学と県教委による高等学校進路指導と入学者選抜の改善についての協議 ○ 「アジアのハリウッド構想」に関する相互協力協定 佐賀県が推進している「アジアのハリウッド構想」とは、映画やアニメ、ゲームなどの分野のデジタル産業文化を育成する構想である。佐賀大学と佐賀県との間で「アジアのハリウッド構想に関する相互協力協定」を締結している。デジタルコンテンツの産業化を目指した環境整備に関する協定である。協定書において、以下の3点について協力するとしている。 ・ 人材育成など産業化の推進に関する事項(技術・知識の集積、人材の育成) ・ 障害者のIT能力向上に関する事項 ・ コンテンツ文化の定着に関する事項(民学官協働など) ■ 経済団体などとの協定 ・佐賀県工業連合会 ■ 海洋温度差発電 佐賀大学では1973年(昭和48年)から後に学長も務めた上原春男(2005年(平成17年)定年退官)が中心となって海洋温度差発電 (OTEC) の研究を手がけてきた。研究により独自のシステムを開発、「ウエハラサイクル」と名付けた。このシステムは、日本の国有特許として日本国内、米国及び欧州に出願し特許取得した。 1997年にはインドにおける海洋温度差発電の共同開発と実証について、佐賀大学はインド国立海洋技術研究所との協力協定を締結し、実際にこのシステムを使った大規模な発電が始められている。さらに、2001年に佐賀大学は太平洋島嶼国であるパラオ共和国との間で学術研究交流協定を締結した。パラオ共和国は2015年までにはディーゼル発電を終了し海洋温度差発電に転換することを予定している。 |
附属学校 |
・佐賀大学教育学部附属幼稚園
・佐賀大学教育学部附属小学校 ・佐賀大学教育学部附属中学校 ・佐賀大学教育学部附属特別支援学校 |
「佐賀大学」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(https://ja.wikipedia.org/)。2024年11月21日16時(日本時間)現在での最新版を取得。