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大和(保健医療)医/薬/保健系
偏差値 | 51( 3つ星評価 ) |
得点率概算 | 61.2% 550.8点/900点満点 |
偏差値順位 | 全国 1108位/2324校( 学部単位 ) 近畿地方 245位/490校( 学部単位 ) 大阪府 70位/175校( 学部単位 ) |
国公立/私立 | 私立 |
男女 | 共学 |
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【大和大学】 | |
概観 |
奈良県に法人本部を置く学校法人西大和学園が、初めて設置した4年制大学である。
■ 大学全体 大学名に「大和」(やまと)を冠しているが、大学は大阪府にある。 昭和末期、西大和ニュータウン付近の人口急増に伴い奈良県河合町に設立された学校法人西大和学園は、平成後期、4年制大学を大阪府に開設する準備に入った。当初は大学の仮称を「西大和学園大学(仮称)」としていたが、仮称はのちに「大和大学」に改められ、それが正式名称となった。 「西大和」(西和)という地名は、奈良県の北西部、とりわけ生駒郡と、広陵町を除く北葛城郡一帯エリアを指す。一方、「大和」の名は、令制国の名称としては今の奈良県域を指すが、ヤマト王権が奈良にあったことにちなみ、日本列島の古称としても用いられてきた。その古称「大和」を採用することについて、学園創立者であり初代学長の田野瀬良太郎は、「東大・京大に並び立つような、日本を代表する一大総合大学」をめざすと公言している。また「近い将来、「東の早慶、西の大和」と評価していただけるような質の高い教育研究を実践していきます」とも語っている。 ・ 「一大」とは、規模よりは質的なものの表現かとみられる。 ・ 後発の西大和学園は、東大寺が設立した東大寺学園中学校・高等学校になぞらえ、誤って「西大寺学園」と呼ばれることもあるが、西大寺が設立した学校法人西大寺学園(西大寺幼稚園を運営)は別に存在するうえ、東大寺・西大寺ともに西大和(西和)地域とは離れた奈良市内に位置する。また、戦前にルーツをもち複数の専門学校等を運営する学校法人大和学園(たいわがくえん)が京都市内にあるが、これも西大和学園とは別のものである。 ■ 建学の精神(校訓・理念・学是) 公式ウェブサイトには、「学生と教職員の情熱が共振する本学園ならではの学風」を築く、また「時代の流れに即応できる確かな専門知識とグローバルな視野、深くあたたかな人間性を兼ね備えた、次代を担うにふさわしい人材へと成長できる教育・研究体制を整える」と記されている。 ・ 校訓や学是にあたるものは公表されていない。 ・ 大学ロゴマーク上部に付されるスローガン(広報用キャッチコピー)としては、大学設置時より継続して「大志を、まとえ。」が使用されている。ただし、政治経済学部の設置時には「野心を、まとえ。」というコピーが広報資材等に使用されたこともある。 ■ 教育および研究 2014年の開学以来拡張が続いていて、最終的には学生数5000 - 6000人の規模をめざすことが構想されている。これは構想の完成時点でもなお、近隣の私立大学では関西大学(学生数約3万人)の5 - 6分の1、近郊の国立大学では単科大学の大阪教育大学(学生数約4800人)を若干上回る程度の規模である。 大学院については、国立大を含め多くの既設の各大学院が定員割れにある昨今の情勢下、修士課程、博士課程、専門職大学院のいずれに関しても、これまでのところ設置の計画や構想は発表されていない。ただし理工学部では現在、他の国公立大学大学院理工学系研究科への進学を後押しする体制をとることは謳われている。 ・ 開学まもない現状では、受験生から進学先として選ばれるために、主に授業と免許・資格取得支援を通した学生の資質能力の育成と、それを通じた学生の進路保障が優先される傾向にある。 ・ 研究は教員個々には進められてはいるものの、組織的な研究により大学ぐるみでプロジェクト等の指定を受託するなどの体制構築にはまだ及んでいない。 ■ 学風および特色 いわゆる「大学設置基準の大綱化」以後に構想され開学した大学である。それゆえ、各教員に配分された一定規模(戦前は帝国大学令、戦後は旧大学設置基準等関連法令に基づく)の教員個人研究室が教育と研究の拠点として機能し、それを単位として各教室・講座、各学科・学部が組織される結果、教室・講座の自治、学科・学部の自治が全学統治に優先される傾向にあった日本の大学の施設設計や組織運営の従来のあり方、またその環境下で明治以来醸成されてきた日本の既存の大学文化など と比べれば、いくつかの差異が見られ、それが後発ゆえの特色ともなっている。 まず、教員個人研究室から演習室機能を分離・別置し、また学部ごとに共同研究室も設けることで、学生相互・教員相互の交流をよりオープンにし、併せて、学生の日常的な学修相談に教員自身がより積極的に応じようとする体制が志向されている。また、遠方から鉄道で通学する学生への配慮から、第1限の開始時刻が遅めに設定され、第5限以降や土日祝日には授業を極力入れない学年暦・時間割が志向されているため、免許・資格取得の奨励とも相まって履修科目の密度が上がる分、学生の平日日中の空きコマが減る傾向にある。加えて、いわゆる「単位制度の実質化」が打ち出される中で開学した経緯から、学生の出席・欠席が厳格に扱われている一方、資質能力育成の観点から実学が重んじられ、課外の実習・インターンシップも奨励されている。 こうしたことから、授業、免許・資格取得支援、学生の資質能力育成、学生の進路保障の優先順位が高く、教員の研究活動や、学生が空き時間や休日に行う部・クラブ・サークル等の課外活動については、教員・学生各自の自主性に委ねられる現状にある。ただし、日中に教員室を訪れる学生の日常的な学修相談に丁寧に応じる方針、ならびに「教職協働」により教員も事務に従事する前提(「教育および研究」内の「学部」-「学部長のもとでの運営体制」に詳述)のもとでの雇用契約に基づき、教員はフレックスタイム制等にはよらず通常の8時間労働制によって雇用される。このことに派生して、教員には毎朝の朝礼への出席が求められ、また20時以降は建物が施錠され教員も含め建物内の設備を使用できないことになっている。 |
歴史(沿革) |
■ 開学以前 ・ 1984年(昭和59年) - 学校法人西大和学園設立 ・ 2013年(平成25年)10月31日 - 文部科学省が大学設置を認可 ■ 開学以降 ・ 2014年(平成26年) ・4月1日 - 大和大学 開学、教育学部と保健医療学部を開設 ・ 2016年(平成28年)4月1日 - 政治経済学部を開設 ・ 2018年(平成30年) ・2月 - 文部科学省による設置計画履行状況等調査において、教育学部に関し、「専任教員数が認可時の計画から大幅に減少している。これに対しては,一定程度の専任教員の補充がなされているが,認可された設置計画の質の確保のためには更なる教員の充実が必要である。提示された教員補充計画を確実に履行しつつ,将来的な教員組織編制の計画を策定し,教育の質の維持向上に努めること」という「是正意見」が附された ・8月 - 理工学部の開設時期(当初案では2019年4月)を1年延期すると公表 ・ 2019年(平成31年) ・3月 - 文部科学省による設置計画履行状況等調査において、教育学部・保健医療学部の「教員選考の客観性及び厳格性が不十分と考えられ」ることに関し、「教員選考の客観性及び厳格性を確保するために審査の基準やプロセスを是正する」こと、また教員採用・昇格の選考の際に以後は直に文部科学省の「教員審査 を受審すること」、の2点を課す「指摘事項(是正)」が附された ・ 2020年(令和2年) ・3月 - 文部科学省による設置計画履行状況等調査において、保健医療学部看護学科に関し「入学定員超過の改善に努めること」との「指摘事項(改善)」が附されたが、それまでの指摘事項(是正・改善)や新たな事項の記載はなく、是正済・改善済と認められた ・4月 - 理工学部を開設 ・ 2021年(令和3年) ・3月 - 7年以内ごと文部科学大臣認証評価機関の評価を受ける法的義務により実施された、公益財団法人日本高等教育評価機構による大学機関別認証評価において、「適合」と評価された ・4月 - 社会学部を開設 ・ 2023年(令和5年)4月 - 情報学部(仮称)を開設予定 |
基礎データ |
■ 所在地 大阪吹田キャンパス(OSC) - 大阪府吹田市片山町2丁目5-1 〒564-0082 ・開学時、すでに「健康増進法」が施行されていたことや、教員と医療従事者を養成する教育・保健医療2学部で発足した経緯から、開学当初よりキャンパス内は完全禁煙であった。ただし実際には西門の外や吹田グリーンプレイスでの喫煙が相次いだことから、2022年度後期からはB-厚生棟屋外の半地下部分が、喫煙場所として指定されている。なお、「吹田市環境美化に関する条例」の改正により、2015年2月から吹田市内全域の道路や公園等での歩きたばこは禁止され、違反者には過料が課される。 ・北隣には西日本旅客鉄道社員研修センター(旧関西鉄道学園)がある。キャンパス敷地は、以前はJR西日本の社宅(吹田宿舎、旧国鉄官舎)区域の一部であった。東隣には、JR西日本グループ初の「駅ソト」ショッピングセンターとなる「吹田グリーンプレイス」が、開学3年目の2016年6月に開業した。 ・南隣にはアサヒビール創業の地、吹田工場とアサヒビール迎賓館・先人の碑がある。西隣には吹田市立片山公園があり、25万冊超の蔵書をもつ吹田市立中央図書館、トレーニング室を時間単位で個人利用できる吹田市立片山市民体育館、室内温水プールもある吹田市片山市民プールが公園内に、教員研修に加え教育相談・不登校生支援の機能もあり学生サポーターの経験を積める吹田市立教育センター(吹田市立男女共同参画センター併設)が公園そばに位置する。付近の片山神社とも併せて、一帯は緑の濃い静かな環境を形成している。 ◎ 公共交通機関 事実上、公共交通機関と徒歩でのアクセスが大前提となっている。 ・JR京都線吹田駅下車 徒歩約9分 ・吹田駅を利用の場合、キャンパスへは橋上改札(「中央出口」)へは昇らず、駅ホーム東端(京都方面行なら先頭車両側、大阪方面行なら最後尾車両側)のスロープを降りる。地下改札(「東出口」) を出てすぐ左折(=北進)し地上(北口)に出る(タワーマンション側)。 ・地上(北口)に出たら、アサヒビール吹田工場を左手に見つつ歩道を道なりに進むと、数分で「片山町2丁目東」交差点に出る。交差点の奧には、ビルの屋根越しに煉瓦貼りの尖塔・学舎とその壁面のステンレス製「大和大学」文字看板が見えている。 ・交差点を渡るとすぐ吹田警察署片山町交番がある。交番前左手・ローソン吹田片山二丁目店を通り過ぎ、角で右折(=北進)するか、または、交番正面を通り過ぎ阪急オアシス吹田片山店の前で左折(=西進)し小道を通り抜けるかして、押しボタン信号のある横断歩道を渡ると、「正門」あたりが視野に入る。 ・坂の下手(手前)敷地角(ピッツェリア店北隣)は車両用の「通用門」(守衛所あり)であり、「正門」へはそのままあと30mほど歩道を進む。 ・阪急千里線吹田駅下車 徒歩約10分 ・阪急吹田駅を利用の場合、キャンパスへは小さなロータリー(バスのりば)のある「東口」 を出る。「正門」へ向かうには、国道479号(内環状線)からアサヒビール吹田工場・片山神社の前(府道14号大阪高槻京都線)を通過し、ローソン吹田片山二丁目店手前の角を左折(=北進)する。 ・阪急吹田駅を利用の場合、ふだんの平日・土曜ならば「正門」「西門」とも日中は開いているため、徒歩ならば吹田市立片山公園(吹田市立中央図書館などがある)を抜けて「西門」から入るルートも使える。「西門」は片山公園側の角、C-講義棟の真裏にある。 ・ただしふだんの平日・土曜でも、入試等で入構制限のある際は「西門」が閉まる。そうなると「正門」側へ回るには、敷地外周を時計回りに進むか、片山神社脇を一旦南進し府道に出てローソン吹田片山二丁目店手前角から改めて北進するしかない。 ◎ 公共交通機関以外 以下の実態から利用は困難である。ただし、近隣の商業施設や付近一帯にはコインパーキング(有料)が多数ある。 ・学生・教職員の自転車・二輪での通学・通勤は一定の条件で許可されているが、一般利用者向けの駐輪場所は用意されていない。 ・自家用車の入構は、学生・教職員ともに原則禁じられている。キャンパス内の駐車スペースは、障がい等のある方・来客用と学用車ほか一部の許可車両に限られる。 ・一般車両の通り抜けはできない。一般学生や利用者を送迎する車両のための車寄せや転回場所もない。 ・キャンパス前の市道は片側1車線ずつのみであり、隣接の商業施設(JR西日本大阪開発が運営する「吹田グリーンプレイス」)にも面し往来が多く、路上駐停車はできない。 ■ 象徴 学舎壁面や広報物には、「Y」をあしらったロゴマークが開学以来一貫して使用されている。公式ウェブサイトには「ロゴマークはグローバル時代の日本の新しい大学として、"Yamato"のYをベースに、世界へ飛翔するイメージを込めました。赤は「情熱」、黒は「力強さ」、金は「特別さ」を表しています」と記されている ※授業期間外は時間が変更されている場合がある ・休止日:土曜、日曜、祝日、学園創立記念日(6月1日)、大学閉鎖日、入試日、入学式当日、卒業式当日 ■ 時限 遠方の学生が通いやすいよう、第1限の開始は遅めに設定され、第5限や土曜・日曜・祝日には授業がほぼ入らないような形で学年暦・時間割が組まれている。そのため時間割選択の自由度が低くなる面もある。 所定の単位を大学で得ることで資格や免許が与えられる制度である場合、国の定める各種法令によって要件が規定され、どの大学のどの学部でも必要な科目・学修内容と単位数は変わらず、取得しようとする資格や免許を増やせば、その分空きコマが減っていくことになる。 ただし大和大学では、5限・土曜の授業はほぼない。加えて、たとえば教育学部では、他の授業を入れず教育実習に専念する「実習セメスター」(3年後期)が文部科学省の指導と助言のもと設けられているため、3年後期以外のセメスターではその反動で、履修する科目の密度が一層高まる。こうした事情から、所属する学部や取得をめざす資格・免許の数によっては、平日どの曜日も空きコマなく授業が続くことも起こりうる。 ・第1限 9:10 - 10:40 ・第2限 10:55 - 12:25 ・第3限 13:15 - 14:45 ・第4限 15:00 - 16:30 ・(第5限 16:40 - 18:10) ・※2023年4月より更新(1・2限間と3・4限間を5分拡大) ◎ オフィスアワー 授業期間中の平日日中(9-17時)ならば各学部の共同研究室には教員の誰かが概ね在室していて、特定の教員でなくても応じられる程度の学修内容についての質問や相談ごとなどについては、何らかの対応がある。そのため、どの教員が何時に在室しているかを前もって学生に周知すること(オフィスアワーの設定)は、個人的に行う教員はいるが、組織的には行われていない。 各学部の教員個人研究室にも教員が在室し、不在時には行先表示がなされる点は、他大学と同様である。それゆえ、学生が特定の教員を訪ねるときには、該当教員の在室を、共同研究室と個人研究室の両方で確認する、あるいは事前にアポイントメントを取るなどする必要がある。 ■ 学歌 「大和大学 学歌」は開学10周年を迎えるにあたり制定され、2023年(令和5年)3月、卒業式・学位授与式で披露された(作詞 田野瀬良太郎[学長/作曲 松本 伸司[副学長)。 ■ 進路実績 以下の実績は、いわゆる「体育会系」をはじめとする各部・サークルの組織や活動とは直接の関係がない。 なお、各学部の定員は各学年120 - 220人程度と小規模であり、かつ卒業生が出始めて数年のため、各界で活躍するOB・OGの数はまだ限定的である。 ◎ 卒業生結果(直近) ・教育学部 2021年3月卒業生(第4期生 入学定員190人) ・教員採用試験小・中・高校 正規採用現役合格者数 156名 ※保育士、幼稚園教諭は除く ・2020年11月25日現在 (参考)令和元年度72名、令和2年度105名 ・関西圏の主な合格自治体 大阪府22名、大阪市21名、豊能地区7名、堺市3名、兵庫県6名、神戸市1名、京都府1名、京都市1名、滋賀県6名、奈良県3名、和歌山県1名など多数 ・教員就職率86.2% ※大学院進学者および保育士除く (参考)国立教員養成系大学2020年は1位87.9%(鳴門教育大学)、2位82.8%(大分大学) ・保健医療学部 2021年3月卒業生(第4期生 入学定員220人) ・国家試験合格率 ・看護師99.1% (参考)全国平均90.4% ・助産師100.0% (参考)全国平均99.6% ・保健師100.0% (参考)全国平均94.3% ・理学療法士95.7% (参考)全国平均79.0% ・作業療法士97.1% (参考)全国平均81.3% ・言語聴覚士89.2% (参考)全国平均65.4% ・政治経済学部2021年3月卒業生(第2期生 入学定員120人) ・就職率99.0% ・従業員5000人以上の大企業への就職内定率45.6% ・東証一部上場企業への就職内定率43.0% ・主な内定企業 JR西日本、阪急電鉄、阪急阪神ホールディングス、日本生命、明治安田生命、第一生命、関西電力グループ、日本郵便、伊藤園、日本コカコーラボトラーズ、良品計画、ANA、関西国際空港、日本交通、エディオン、イズミヤ、京都中央信用金庫、リッツカールトンホテル、プレサンスコーポレーション、アルソック、コーセー など ・政治行政学科では3人に1人の割合で公務員試験合格 |
教育および研究 |
■ 学部 学部長のもとでの運営体制 各学部の運営責任者は、学長(現・初代は法人創立者)から指名を受けた学部長(開学以来の通例では、法人内の短期大学や高等学校等での管理職経験者から選任)が務めている。これは、「大学運営における全学と学部の関係は、歴史的には『学部ありき』で行われていた」 とも評される帝国大学令以来の国公立大学の慣行、すなわち教員の互選で学部長と学長が選ばれ、教授会の意向のもとで学部長や学長が指揮し事務職員が運営するような体制とは異なり、特徴的な形態にもみえる。 ただし以下の諸点を踏まえれば、この運営体制は、文部科学省が現在推し進める大学改革の方向性を具現化した際の一つの例にも数えることができ、特徴的なものとはいえなくなりつつある。 ・ 学校教育法は以前から、学長や学部長に必要な職位・学位を条件づけていない。 ・私学における学部長選考では、学長指名による場合と選挙による場合とはほぼ同程度実施されている。 ・近年は各国公立大学法人も、法人の経営・統治の観点から、中央教育審議会大学分科会2014年2月「大学のガバナンス改革の推進について」(審議まとめ) などによって、学長のリーダーシップ確立へ向け組織のあり方を自主的に見直すよう迫られている。 ・大学の事務職員・事務職員に関する法令上の規定は、学校教育法第114条(第37条⑭「事務職員は、事務に従事する。」の準用)、同92条(「大学には学長、教授、准教授、助教、助手及び事務職員を置かなければならない。」)、大学設置基準第41条(「大学は、その事務を処理するため、専任の職員を置く適当な事務組織を設けるものとする。」)の三つ以外になく、その内容、職務範囲、組織形態は、各大学で定めることになっている。 ・現在、大学の抱える課題が高度化・複雑化する中、海外大学との連携等に伴う国際的調整能力を要する業務や、産学連携の進展に伴う知的財産管理等の知見を要する業務など、大学が行う業務内容が変容してきている。このことに対応するため、前掲の中教審「大学のガバナンス改革の推進について」(審議まとめ)では、教員が主で事務職員が従という関係を見直し「今後,各大学による一層の改革が求められる中,事務職員が教員と対等な立場での『教職協働』によって大学運営に参画することが重要であり,企画力・コミュニケーション力・語学力の向上,人事評価に応じた処遇,キャリアパスの構築等についてより組織的・計画的に実行していくことが求められる」とも答申されていて、大学経営への教員の参加や、研究・研修や学生指導への事務職員の参加等、いわゆる「教職協働」の推進が課題となっている。 教員に占める学校現場経験者・実務家の割合 大和大学では開学(2014年)から2019年3月までの間の各学部設置認可時等、また2019年3月以降は採用・昇格のたび、対象教員全員が文部科学省の「教員審査を受審」している(※2「歴史(沿革)」を参照)。その中に、教育学部を中心に、研究業績または実践業績と高等教育の経験または専門家としての指導経験が教員審査で認定 された幼稚園・小中高等学校の学校現場経験者教員(西大和学園以外の学校現場経験者もいる)が一定割合見られる。その主な要因は、実際多くの国公立大学でも教員養成課程において現場経験者教員の比率向上に取り組まれているなど(「ミッションの再定義」)、学校現場における学生の実践的指導力向上のため、教職課程を担当する大学教員には「実際に学校現場に携わる教員等」を一定割合充てることが国公立・私立問わず、文部科学省から求められているところにある。 ・教養科目についてはその内容上、教育学部所属教員が他学部も兼担することがありうるため、その帰結として、西大和学園中高をはじめとする学校現場経験者教員が他学部の授業を担当する場合も起こりうる。 ・ほかの各学部でも、いわゆる「実務家教員」 を積極的に登用することが文部科学省から求められているため、文科省の教員審査で認定 を受け、企業等の現場から転身した教員が各学部に一定数在籍している。 ◎ 教育学部 ・入学定員190人 2014年開設 2018年第1期生卒業 ・教育学科 ※大学案内には「小学校教員をめざし、中学・高等学校教員免許の取得を希望する場合は、国語・数学・英語教育専攻のいずれかに入学してください」との記載がある。 ・初等幼児教育専攻 ・国語教育専攻 ・数学教育専攻 ・英語教育専攻 ◎ 保健医療学部 ・入学定員220人 2014年開設 2018年第1期生卒業 ・看護学科 ・総合リハビリテーション学科 ・理学療法学専攻 ・作業療法学専攻 ・言語聴覚学専攻 ◎ 政治経済学部 ・入学定員120人 2016年開設 2020年第1期生卒業 ・政治・政策学科(政治行政学科から2022年4月に新生) ・政治学専攻 ・政策学専攻 ・経済経営学科 ・経済学専攻 ・経営学専攻 ◎ 理工学部 ・入学定員230人 2020年開設 2024年第1期生卒業見込 ・理工学科 ※理工学部の設置申請一旦取り下げ(2018年8月)前は「機械工学、電気電子工学、システム情報工学、建築学」 の工学系のみ4専攻(入学定員200人)による設置計画であったが、再申請認可時(2019年11月)には理学系も含む現行5専攻の構成(入学定員230名)に改められた。 ・数理科学専攻 ・情報科学専攻 ・電気電子工学専攻 ・機械工学専攻 ・建築学専攻 ◎社会学部 ・入学定員200人 2021年4月開設 2025年第1期生卒業見込 ・社会学科 ※コース分けは2年次 ・現代社会学コース ・メディア社会学コース ・社会心理学コース ■ 附属機関 ◎ 図書館 ・開館時間 平日8:30 - 19:00 土曜8:30 - 15:00 ※授業期間外は短縮や臨時休館などの変更がある ・蔵書数4万2000超 ・館内にはコピー機(プリンタ機能つき)があるが、文献複写時に手続きを要し、著作権料上乗せ分コピー料金が高くなるのは、著作権法の定めによるもので他大学等の図書館と同様の扱いである。 ・隣接する旧食堂跡に2021年4月、ラーニング・コモンズのエリアが置かれる。(※7「施設」の「キャンパス内の建物」を参照のこと) ・ 『大和大学研究紀要』は開学初年度(2014年度)から毎年度発刊されている。また、研究紀要など大和大学の知的生産物を保存し公開するアーカイブ「大和大学リポジトリ」 は2019年10月から公開されている。 |
学生生活 |
■ 部活動・クラブ活動・サークル活動 1991(平成3)年の大学規制緩和(いわゆる「大学設置基準の大綱化」)のあと、平成後期に入ると、大学改革の方向が目先の学生確保に走り過ぎてはいまいか、各大学の単位認定基準が曖昧化してはいまいか、と問い直す流れが強まった。まず、「単位制度の実質化」が中央教育審議会「我が国の高等教育の将来像(答申)」(2005[平成17年1月)において打ち出され、次いで、学位の国際的通用性維持と学士レベルの資質能力向上を各大学の自主的改革によって促す中央教育審議会「学士課程教育の構築に向けて(答申)」(2008[平成20年12月) なども公表された。 こうした状況を受けて2014年(平成26年)に開学した経緯から、大学設置基準にもとづく文部科学省の見解 に沿って、開学当初からいわゆる「公認欠席」(公欠)の取り扱いがなく、学生の欠席に対し厳格な対応がなされている。実習先の都合により、実習が授業と重なり授業を休まざるを得ない場合のみが公認欠席として認められ、部活動の大会・試合・定期演奏会等での欠席は、あくまで通常の欠席として扱われるが、全国大会につながる一部大会については、2022年度後期から配慮措置が行われている。 学生に対しては授業出席を厳しく求める昨今のこうした社会情勢を背景として、大和大学における部・サークルの活動は実状として、学生自身の自主的活動の範疇で結成や維持・運営がなされていて、大学側が積極的に活動に関与したり活動を振興したりするといった他の私立大学で一般的な施策は、特には行われていない。例えば、部活動歴を特段の評価対象とし部への所属を前提とする入学者特別選考や推薦入学枠などの受験生優待策、あるいは受賞や入賞等による学納金減免や補助金・奨学金支給などの好成績者優遇策は開学以来行われておらず、また各団体においては、学生が学内外の人に有償または無償で一定期間または単発で指導を依頼することはあっても、大学側がコーチやスタッフを主体的に選任・雇用することはない。目立って大きな体育部は存在せず、部に所属しても企業チームや実業団等とのつながりや就職時の優先採用枠等を得られる状況にもない。 そのような環境下でも、軟式野球部は全国大会準優勝や西日本大会優勝などの戦績を残している。 ◎ 部 ・ バスケットボール部(男子) ・ 軟式野球部 ・ バレーボール部(女子) ・ ファミリーバドミントン部 ・ 吹奏楽部 ・ NEXT(ダンス)部 ・ 軽音楽部 ・ 冒険倶楽部 ◎ サークル ・ 体育系 ・ M-house(バスケット) ・ Daiwa(スポーツ全般) ・ 大和mathmatics(軟式野球) ・ 硬式テニスサークル(CONNECT) ・ ソフトテニスサークル(NTC) ・ march(バレーボール) ・ バドミントンサークル ・ フットサル Forrest Gump ・ 送球倶楽部-DAISO-(ハンドボール) ・ フットサルサークル(ciliegio) ・ 剣道(凛心館) ・ Pin - Pon(卓球) ・ 柔道サークル ・ 水泳サークル ・ ラグビーサークル ・ Spiral meteor(各種スポーツ) ・ 文化系 ・ クッキング ・ ボランティアサークル ・ 数学サークル ・ 文学芸術総合研究部 ・ マスメディアサークル ・ 料理研究サークル(yammy) ■ 学園祭 大和大学の学生組織「和纏会」(部活動、サークル、企画・イベント、学園祭を統括)の主催で、毎年10月に学園祭「和纏祭」が行われる。「和纏(わてん)」という名は、「大和」の「和」とスローガン(広報用キャッチコピー)「大志を、まとえ。」の「纏(まと)う」の2字から成り、2014年第1期入学生らの命名による。 2日間で焼き鳥・鉄板焼・揚げ物(パン・銀杏・ちくわポテト・サータアンダギー等)・フライドポテト・唐揚げ・焼きそばなど、さまざまな模擬店やイベントが開催される。 |
大学関係者と組織 |
■ 大学関係者組織 ・やまと会 - 大和大学の同窓会組織。大和会とも。出身学部ごとに支部を設置している。 ■ 大学関係者一覧 |
施設 |
■ 大阪吹田キャンパス(OSC) 開設準備初期、西大和学園は大阪府島本町への設置を構想し、地域住民に向けての説明会を開くなどをしていたが、十分な用地確保ができなかった。そのため吹田駅至近のJR西日本社宅跡の土地を確保し、開学に至った。「駅近ワンキャンパスの日本を代表する総合大学をめざす」と学長が公言していることから、複数キャンパス展開の構想はないとみられる(※所在地・交通アクセスについては、2「基礎データ」を参照のこと)。 ・キャンパスの設計は一貫して株式会社松田平田設計が担い、「外装をタイル貼りとし、均整のとれたエレベーションとすることでアカデミックかつモダンなイメージを目指す」デザインを採用したと説明されている。各棟ともモダンなイメージながら、煉瓦貼りの中に帯状の打ち放しコンクリート部が配されている点では、赤煉瓦に白い石を帯状にめぐらせる辰野金吾の「辰野式建築」を連想させる意匠的要素もある。施工については次の各社が担当した。 ・第Ⅰ期建設工事 ・株式会社錢高組(C-講義棟+外構) ・株式会社奥村組(B-管理棟) ・村本建設株式会社(A-厚生棟) ・第Ⅱ期建設工事(D-講義棟〔理工学部〕) ・第Ⅲ期建設工事(E-講義棟〔社会学部・食堂〕) ・村本建設株式会社 ・交通至便の地にあることから、講義棟など各施設は各種の資格・検定試験、採用試験、また模擬試験の会場としても利用されている。 ・ 2021年、新たに大学入学共通テスト第1回(第1日程、1月実施)の大阪府試験場の一つに加えられた。 ・ 2021年、医師(第115回、2月)・助産師(第104回、同)・保健師(第107回、同)国家試験の大阪府試験場の一つに選ばれた。 ◎ キャンパス内の建物 1991年(平成3年)の大学規制緩和(いわゆる「大学設置基準の大綱化」)により、各大学が比較的自由に施設と運営形態を検討できるようになったことから、後発の大和大学では特色ある取り組みとして、主に「専攻間で情報を共有」し「教育や指導に生か」す という教育上の目的のもと、学部ごとの大きな共同研究室と小さな教員個人研究室 とを併用する計画によって設置認可を受けた。その際、B-管理棟(教育学部・保健医療学部・政治経済学部で共用)3 - 5階の各教員個人研究室から演習室としての機能と空間が分離され、代わりに別棟のC-講義棟内に多数の小部屋が演習室用途として集中配置される設計がなされた。 こうした取り組みには、教員相互・学生相互の交流を極力オープンにすることで、発想を刺激し研究の進展を促すという研究上の効用もあり、また「セクシャルハラスメント」や2000年代以降社会問題として表面化したいわゆる「アカデミックハラスメント」(うち、学生の被害の面を重視した用語に「キャンパスハラスメント」 もある)を建築構造上予防する効果もあるとされる。片やその反面、リポジトリなど論文の電子公開が昨今は進展しているとはいえども、特に文系の学問では必須である教育・研究用基本文献の保管・運搬・使用に著しい物理的制約がかかる、という副作用も伴う。また消防法等との関係から、数m程度の小さな教員個人研究室各室の間仕切りは天井まで延びておらず、オープンであるがゆえに音や臭いが部屋から漏れる問題も発生しがちである。 しかし理工学部設置の際、大学設置・学校法人審議会からは、既設3学部の路線に沿って一旦竣工した卒研フロア(うち6F部分はオープンスペース) など、オープンラボのあり方に対し否定的な審査意見 が付された。これを受け、理工学部設置申請一旦取り下げ(2018年8月)から理工学部開設(2020年4月)に至るまでの間に、一旦竣工 したD-講義棟に改装工事が加えられた。その際、6Fのオープンスペースは改修され、竣工当初は2Fに設けられていた理工学部共同研究室が5Fに移転し事務机が理工学部全教員分並ぶ程度の面積に圧縮される一方、研究機器、試薬試料、実験過程等を各教員が安全に管理しやすいよう、また所属ゼミ生の演習や自修も同じ空間の中で可能になるよう、理工学部の教員個人研究室(「プライベート・ラボ」)は広く割り当てられ厚い壁で天井まで仕切られるなど、他大学に相当する面積と仕様の個室がフロアに並ぶ一般的な仕様に変更された。ただ、20時以降は施錠され教職員や在学生であっても入館できない点は、他の学部と共通している。 なお、その後建設されたE-講義棟の教員個人研究室(社会学部)については、B-管理棟よりは広めの面積が当てられ、各個人研究室から分離別置された演習空間(演習室群)も教員個人研究室・共同研究室とともに同一フロア上に配置されるなどの変更点があり、新しい設計思想の採用に伴いB-管理棟(先発3学部)で生じた一連のデメリットに対し、ある程度の改善がみられる。 現在は、学生数を5000 - 6000人規模とする構想のもと、現行の大学設置基準に沿って、想定学生数に見合う規模と内容の施設・設備の整備が段階的に進められている。整備経過と現況は、次の通りである。 ・グラウンド ※2014年暫定運用、敷地拡張に伴い2018年整備移設 ・A - 厚生棟 地上3階 鉄筋コンクリート一部鉄骨造 ※2014年完成 ・ 1F西:図書館閲覧室・カウンター・書架(「サイレント・エリア」) ・ 1F東:図書館ラーニング・コモンズ(「コモンズ・エリア」)※2021年新設(旧食堂跡) ・ 2-3F:体育館、多目的体育館 ・スロープあり(管理棟前-2F) ・B - 管理棟 地上6階 鉄筋コンクリート造 ※2014年完成 ・ 1F:事務局、入試広報室 ・ 2F:キャリアセンター ・ 3F:教職支援センター、教育学部教員室(共同研究室) ・ 4F:保健医療学部教員室(共同研究室) ・ 5F:政治経済学部教員室(共同研究室) ・エレベータ 2基(全階停止) ・1基は来学者・教職員用 ・1基は主に学生用 ・C - 講義棟 地上7階 鉄筋コンクリート造 ※2014年完成 ・ 1-7Fのうち低 - 中層階は主に教育学部と政治経済学部とが使用 ・ 1-7Fのうち高層階は主に保健医療学部が使用 ・エレベータ 4基 ・1基は障がい等のある方や来学者・教職員が利用する人荷兼用 ・3基は主として学生用、行事・貸館等を除く通常時1・5・7階のみ停止 ・停止階制限は節電と待ち時間削減のために行われる一般的な策だが、学長が学生の質問に「若い人は足腰を鍛えてほしい。若いうちにできるだけ多く歩いてほしい」との旨、口頭で回答したことがある。学長自身、日常的に多くの場面で自ら階段を利用している。 ・D - 講義棟(通称「理工学部棟」) 地上6階 鉄骨造 ※2019年完成・2020年運用開始 ・ 5F:理工学部教員室(共同研究室) ・エレベータ 3基(利用区分なし、全階停止) ・E - 講義棟(通称「社会学部棟」) 地上4階 鉄筋コンクリート一部鉄骨造 ※2021年完成 ・ 1F:食堂〈ダイニングホール大-TAI-〉550席・喫茶〈カフェ和-WA-〉120席=運営受託 エームサービス株式会社(三井グループ) ・ 2F:各学部共用講義室 ・ 3F:社会学部教員室(共同研究室) ・エレベータ 1基 ・F - 講義棟(通称「情報学部棟」) 地上4階 鉄筋コンクリート造 ※2023年完成 ・アリーナ棟(大和アリーナ) 地上2階 鉄筋コンクリート造 ※2023年完成 ◎ 学修支援設備 ○ Wi-Fi ・開学時には教員用有線LANしか設備がなかったが、その後整備が順次進み、2019年3月末以降は学内施設の全フロアで学生がWi-Fiに接続できる状態にある。 ・コロナ禍において遠隔授業と対面授業の併用時に回線が重くなったことから、2020年度と2022年度にアクセスポイントの増設と改修が実施された。 ○ 自修スペース ・E-講義棟1階喫茶・売店〈カフェ和-WA-〉内にはコイン式コピー機(1枚5円)が1台あり、主にE棟各階の共用スペースで利用する学生の便宜が図られている。 ・C-講義棟1階にはコイン式コピー機(1枚5円)が2台あり、置かれているテーブル・椅子は学修のほか食事・団欒にも使える。 ・C-講義棟やD-講義棟の各階に置かれているテーブル・椅子も、自由に使える。 ・B-管理棟2階のキャリアセンター前には模擬授業スペースと自修ブースが置かれていて、このうちブースはキャリアセンターに願い出れば使用できる。 ・各学部の共同研究室前に置かれているテーブル・椅子は、主には教員への質問コーナーとして機能している。 |
対外関係 |
■ グループ校 広報物等には「西大和学園グループ」と記されている。各学校園が対等に連携しつつそれぞれ独自に運営されていることから、上下や権限の関係を連想させる「系列」や「附属」等でなく「グループ」という呼称が用いられている。 大和大学白鳳短期大学部こども教育専攻から大和大学教育学部への3年次編入枠(5名)は存在するが、西大和学園中学校・高等学校から大和大学への連携コースや連絡進学などの特別な制度はない。 ・ 大和大学白鳳短期大学部(1998年開学、2023年名称変更〈旧・白鳳短期大学〉 ・ 西大和学園中学校・高等学校(1986年高校開校) ・西大和学園カリフォルニア校(NAC)・西大和学園海外教育センター(1993年開設) ・西大和学園補習校 ・西大和学園補習校パロスバーデス校舎 ・西大和学園補習校アーバイン校舎 ・西大和学園サンノゼ校幼稚園 ■ 姉妹保育園 両園は大和大学教育学部(※保育士養成課程を置いていない)の実習園ではない。 ・なかよし保育園(社会福祉法人愛誠会、奈良県五條市岡町) ※学校法人西大和学園グループのルーツともいえる保育園。 ・理工学部の設置を構想中であった当時、学部設置の準備室長は文部科学省の元官僚泉紳一郎が務めていた。 ・なお、大和大学においては、入学手続きや学納金徴収に際し学生やその学費負担者に寄附金を求めること、また学生・卒業生・職員・一般市民に寄附金を募ることは、開学以来行われていない。 ・学生納付金は、2019年度入学生まで「授業料」と「教育充実費」とに分割表示されていたものが「授業料」に一本化され、2020年度入学生からは「入学金」と「授業料」と専攻ごとに異なる「諸経費」の3区分に整理された。 |
「大和大学」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(https://ja.wikipedia.org/)。2023年3月28日2時(日本時間)現在での最新版を取得。